rinoie yuchiku calendar
「 1つ用事をしたら、休憩すること 」
看護師さんの一言
愛の1ページ 1ページ目は、二重負荷のお話です。
二重負荷とは、連続動作によって心臓への負担が二重にかかること。
心不全患者の日常生活は、心臓に負担がかかることで溢れているから
少しでも負担を軽くして、症状を進ませないように
出来るだけ入院を繰り返さないようにと
今でも、ナースさん達が指導をしてくれることがあります。
ありがたい一言ですね。
20代半ばで、在宅酸素療法を取り入れることになった私は
入院中の酸素吸入をして楽になって喜んでいたものの
これから家でも酸素を吸入をしなければならないという事に
大きなショックを受けていたようで
周りから見ると、ものすごく落ち込んで見えていたそうです。
( 本人は、気にしていないつもりだったのですが・・・ )
そんな私に優しい一言を掛けてくれた、ナースさんがいました。
「 家で酸素吸うことになっても、何も出来なくなるわけじゃないよ。
何か用事をしたら、休憩すればいい。
そして次の用事をしたら、また休憩。
連続して物事をすると、心臓に負担になっちゃうから。
例えば・・・食事をしたら休憩、お風呂に入ったら休憩。
トイレに行ったら休憩。外から帰ったら休憩。
階段上ったら、もちろん休憩。
ごはんを作ったら、すぐに食べないで休憩。
手紙も書いたら休憩。 間に休憩を入れると、何でも出来るよ。 」
そうか、そうよね!
何も出来ないわけじゃなく、休憩すればいいんだわ~
私は、スッカリ元気を取り戻していました(笑)
私がこんなに励まされたのは
何よりも、それまでは必要以上には話さなかったナースさんが
話しかけてくれたという驚きと
ナースさんが親身になってくれたお心が
ビンビン伝わってきたからだと思います(ToT)
でも、この内容は本当その通りで
とにかく、何かをした後
すぐ続けて用事をすると、ただでさえハッスルしている心臓に
また負担をかけてしまう事になる!ということです・・・