七色の光

小さな幸せを希望に

緩和ケア

 
 
        
     あれは12月
 
     寒さが堪える冬だったのもあり、祖母の様子に変化が
     もう自分はダメとか、うわごとや夢の話が多くなり
     聞いていられないような
     うなり声が祖母の部屋から聞こえる毎日。。
 
     泌尿器に腫瘍を見つけてもらったのは、震災の頃で
     専門医の診断では 
     「 高齢のため進むのも遅いし
       古いものだから急変はしないだろう。
       あと2年は大丈夫。 
       痛がることもそんなにないと思う。 」 との事・・・
 
     でも、あれから約2年! 
     100歳を迎えたころから
    「 まだ、この痔の薬でいけるかな? 」 と
     主治医も様子をみてくれていたところ。

     12月の異変からは
     内服・坐薬などの痛み止めが毎日処方され
     緩和ケアが始まって、私たちも覚悟を決めていました。
    
    
          
 
                  イメージ 2
 
 
 
       ところが、ところが!!
       この2月あたりから、痛いという言葉も聞かなくなり
       いつの間にか、坐薬を使わずにすむ日が増えていました☆
 
       長年お世話になっているケアマネさんとも
       またまた、祖母の回復力に驚くばかり

       何度も、もうダメかもと思っていても
       復活してくるスゴイ人がいるよと
       ケアマネ仲間さんに、いつも話をするそうで
       この粘り強さを自分達も見習わないと
       と、笑ってました(^v^)
 
 
 
 
                   イメージ 1
            んな機能を備えている

 
 
 
      短期間に、連続投与したのが幸いしたのかな?
      おばあちゃんの不思議な身体^m^ 
      炎症がとれて、抗生剤も効いたのかもしれない・・・
      この頃は、母と少し緊張感が緩む日々♪ 
 
      お薬だけじゃなかったのかな? 
      ショートステイで養生したのが幸いしたのか
      それとも厳しい寒さを越えられたから?
 
      デイケアだと、
      送迎の車の中での揺れが車いすの体に辛いと言うので
      今までの車いすから
      身体にフィットするレンタル車いすに切り替え
      ショートステイデイケアに通っています

 
 
 
          イメージ 3
              長い間、ありがとう!
 
 
 
     祖母にサイズが合ってるからと
     長年お世話になった車いす1号くんは
     実は私の初代車いす
 
  
     15年間のお付き合いでしたが
     もうタイヤがダメみたいで引退することになりました☆ 
 
     「 べつにいいよ、使わないよ 」 と言ったけど
     私もどれだけ、お世話になったことやら(^^; 
     寝たきりになった後には家の中でも使ったし
     病院や高野山にも☆ 
     他の寺院の参道でも大活躍してくれました!
 
     最後は、いつも祖母と一緒だった初代車いす
     おばあちゃんの痛みや苦しさも持って行ってくれたような
     そんな気も・・・
  
     お蔭さまで、祖母のニッコリ笑顔が
     また見られるようになりました。その笑顔に心癒される幸せ
  
     車いすにもお礼を言いたくなる、この春です